【実例紹介】Case1

2025.05.08

はじめに

今回は、木の温もりと自然素材を活かした実際の住まいをご紹介します。帰宅したときに感じる安らぎと、家族が本当にくつろげる空間づくりを実現したK様邸の事例から、心地よい住まいのポイントをお伝えします。

木のぬくもりが迎える玄関空間

K様邸の玄関は、帰宅時の心地よさを第一に考えた設計になっています。大きな窓からは、夜帰宅する際に家の中の温かな照明が見えるよう計算されており、「早く家に帰りたくなる」と家族の皆さんが口を揃えます。

広々とした3畳の玄関収納は、キャンプ用品やスノーボード用品、ベビーカーなど、趣味の道具や大きな物までしっかり収納できる実用性も兼ね備えています。

玄関土間には窓際にベンチを設置。訪れたお客様とここで楽しく会話を楽しむことができ、開放的な雰囲気を演出しています。玄関から内窓を通してリビングの照明が見え、素敵な空間が広がっていることも特徴です。

家族が集うリビング・ダイニング

リビングの中心には薪ストーブを設置。揺らめく炎を眺めていると、つい見とれて時間を忘れてしまうほどの癒し効果があります。また、実用面でも活躍し、薪ストーブの上部にはワイヤー式の物干しを取り付け、熱を利用して洗濯物を乾かせるよう工夫されています。

キッチン・ダイニングエリアは小さなお子さんがいることを考慮し、食べこぼしなどがあっても安心なフロアタイルを採用。実用性と美しさを両立させています。

リビングには段差のある土間スペースを設け、空間にアクセントを加えることで視覚的な広がりを感じられるよう設計されています。子どもたちが家の中で鬼ごっこをして遊べるほどの開放感も魅力です。

便利な動線設計

K様邸では家事の負担を軽減する動線設計にもこだわりました。キッチンは回遊動線となっており、料理や後片付けがスムーズに行えます。また、ファミリークローゼットからリビングの掃き出し窓、そしてウッドデッキへと続く回遊動線も確保。洗濯物を干す際などの家事効率が格段に向上しています。

広いファミリークローゼットには家族全員の衣類を一箇所にまとめて収納できるため、衣替えや洗濯物の片付けも簡単です。

家族の安心を考えた間取り

寝室はリビングに隣接させることで、小さなお子さんの寝かしつけもスムーズ。夜中に何かあっても安心して対応できます。また、将来の老後を見据え、大人に関しては1階だけで生活が完結するような設計になっています。

2階廊下は広めに取り、カウンターを設けることで1階との繋がりも意識した間取りとなっています。家族の気配を感じながらも、それぞれのプライバシーを確保できる絶妙なバランスを実現しました。

こだわりの素材選び

壁には自然素材の漆喰を使用し、調湿機能を備えた健康的な空間を実現。体感的にも家の居心地の良さに大きく貢献しています。

トイレや洗面台は造作でモールテックスを使用し、独自性と機能性を兼ね備えた空間に仕上げました。

おわりに

木の温もりを最大限に活かした自然素材の住まいづくりにより、家族が一番落ち着ける空間を実現しています。日々の暮らしを豊かにする工夫が随所に施された、理想の住まいづくりの参考になれば幸いです。

PAGE
TOP